仮想通貨市場の将来性

証券マンの視点から仮想通貨の将来性を誰でも理解できるようなブログを作っていきます。。

スマホ株式市場 「通信の巨城」

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日本を代表する携帯通信事業者は
NTT、KDDIソフトバンクです。


そして楽天が第4の携帯通信事業者に成り上がろうとしております。

 

通信は今後も未来を担う基盤になる産業です。
では4銘柄のうち一体どの銘柄を保有するべきであろうかについて言及していきます。

まず4社に共通する点は多様な事業を持ち

ひとつの経済圏をつくろうとしていることです。

それは通信インフラを始め各社クレジットカード決済サービスを提供しスマホ、EC、保険、住宅ローン、動画コンテンツ、電力ガス小売り、AIスピーカーなどこの経済圏にいるだけで日々の生活を送ることが可能です。
またこの経済圏でのポイントサービスが回遊性を高め顧客を囲い込む動きが見られます。

 

独自の経済圏をつくることが2020年以降の経済界サバイバルで生き残る方法の一つです。

 

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NTT
国内スマホ発の経済圏に加え、省庁、官公庁など政府との繋がりが強いです。そのためスポーツ、環境、観光関連など公共通信インフラに強みがあります。
NTTグループの中核事業の

NTT(日本電信電話)(9432)、NTTドコモ(9473)、NTTデータ(9613)、NTT都市開発(8933)が東証1部に上場しております。事業毎に上場しているため株価の動きが鈍く、配当金(インカムゲイン)狙いの長期保有に向いています。

 

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KDDI(9433)
国内スマホ発の経済圏に加え、民間個人、企業向けに強みを感じます。

特に日本昔話のキャラクターを利用したCMは子供から大人まで親しみを持つことができ、docomoCMに比べ、民間に対して力を入れていることはよくわかります。
そして企業理念はお客様のライフステージに合ったサービス提供する『ライフデザイン企業』を目指すと発信していることから民間個人に寄り添う企業を目指していることは、かなり明確に伝わります。

KDDIも安定志向の企業であるため長期保有インカムゲイン(配当金)投資がいいでしょう。

 

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ソフトバンク(9984)
国内スマホ発の経済圏に加え、世界全土に通信インフラ基盤を構築しようとしています。NTT、KDDIは日本国内に力を入れつつ少し新興国参入といった感じです。
ソフトバンクは通信インフラを基盤としてIoT社会の構築のため英半導体大手ARM社を3兆円(2015年度最大級:GS調べ)買収しています。
さらに世界中のロボティクス、ライドシェア、自動運転、宇宙、バイオメディカル、投資ファンド、保険、農業分野に投資しています。
一見バラバラに投資しているようですが将来的にシナジー効果が見込めると孫正義CEOは発言しています。

点と点をつなげるとスティーブ・ジョブズの名言があります。
バラバラの経験であっても将来なんらのかかたちで繋がる。
孫正義CEOにはきっと全て繋がる未来が見えていることは間違いないでしょう。

ソフトバンクは情報革命で人々を幸せにと企業理念を掲げ、これは世界70億人の人々を指していることが伝わります。
つまり世界規模でひとつの経済圏をつくりあげようとしています。

中期長期で投資大きなキャピタルゲイン(売却差益)が得られるのはこの銘柄です。

 

 

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楽天(4755)
楽天は第四の通信事業者として6000億円の通信インフラ投資を行うことを発表しました。
つまり大手から回線を借りている格安スマホ(楽天モバイル)事業から脱し大手3社側になろうとしているのです。
楽天市場を原点にインターネット最強の経済圏を築くのは楽天です。
なにかと『rakuten(~)』とつくサービスが多くなっています。

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さらに名門サッカークラブ『バルセロナ』とのスポンサーシップを行い、楽天の経済圏は世界へと拡大していくことが目的です。

ソフトウェアサービスで得た顧客をでハードウェアサービスで土台を固めていくことが今後大きなシナジーになると考えられているのでしょう。

また三木谷CEOは孫正義CEOをアイドルのように背中を追っています。

楽天ソフトバンクG同様に大きなキャピタルゲインが得られる銘柄だと推測します。